【英語】句と節って何?違いは?徹底解説

皆さんは英語学習の際に『句と節』をどのぐらい意識しているでしょうか。

この記事では句と節とは何なのか、またその見分け方について解説をしていきます。

この記事はこんな人におすすめ

・文法の理解を深めたい
・長文の理解度を格段に上げたい
・品詞問題に強くなりたい
・Writing能力を高めたい

難易度★★★☆☆ 優先度★★★★★ 総合おすすめ度★★★★

句と節の見分け方と定義

まずは句と節の辞書的定義を日本語で確認してみましょう。

句 : 言葉や文章の中の一区切り。文の中で、ある一つの意味を示す単語のまとまり

節: まとまったものをいくつかに分けた、そのひとまとまり、区切り 

参照:大辞林 第七版 一九九八年

共に言葉のまとまりを表していることが読み取れます。

結論から言うと、英語における句と節の違いは言葉のかたまりが何によって構成されているかで決まるのです。私個人としての英語における句と節の定義は以下の通りです。

句 : 二語以上で一つの意味を表す言葉のまとまり

節 : 主語+動詞を含んでいる二語以上で一つの意味を表す言葉のまとまり

ここで抑えてほしいポイントは、主語と動詞を含むか含まないかの違いです。次の例題を使って実際に句と節について考えてみましょう。

例題
We often go to the park to play soccer. 

(私たちはよくサッカーをするために公園に行く。)

句と節は見つけられたでしょうか。

見分けるポイントは二つ、一つの意味を表す言葉のまとまりはどこなのか、そのまとまりに主語と動詞が含まれているのか、です。

意味のまとまりで最も大きいのは文章全体の “We often go to the park to play soccer.” です。この中には主語である”we”と動詞である”go”が含まれています。よってこれは“節”として扱われるわけです。

ほかの意味のまとまりとして、不定詞から始まる”to play soccer”が挙げられるでしょう。この不定詞句は主語と動詞を含まず、なぜ公園へ行くのかという理由の補足をする副詞の役割を果たしているので、“句”としてとらえることができます。

実際に練習問題を通して理解を深めていきましょう。 

練習問題


① Our headquarter agreed to merge their two branches to cut down their cost.

(本社は費用を減らすために二つの支社の合併に同意した。)

*headquarter:本社 *branch:支社 *cut down:削減する

② When we were high school students, we would often play this game.

私たちが高校生の頃、よくこのゲームで遊んだものだ。

③ I enjoyed watching movies.

 

 

 


 

 

解答・解説

①    句:to merge their two branches/ to cut down their cost      

節:Our headquarter agreed to merge their two branched to cut down their cost  
 

②  句:×   

節:When I was a high school student/ we would often play this game


③ 和訳)私は映画を見て楽しんだ。

  句:watching movie

節:I enjoyed watching movies

まとめ

①句は主語+動詞を含まない言葉のまとまり

②節は主語+動詞を含んだ言葉のまとまり

今回の説明は以上になります。英語を学ぶにあたって必要な知識なので、これからは意識を向けて読んでみてください。直接テストや検定の点数に結び付くわけでは在りませんが、これからの内容を学習する際に必ず役に立ちます。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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